
―『小さい頃にチェリー幼稚園に通った』ことがきっかけ
もともと私は「チェリー幼稚園」の方に小さいころ通っていました。自分が保育士になりたいと思ったときに、なるべく知っているところ、安心して働けるところがいいなと思って探していたら、チェリー幼稚園と別にチェリー保育園というのがあったんです。まずそこの求人を見たら、「いいこと悪いことをちゃんと区別できる子」という保育の目標にすごく私には共感しました。「いいこと悪いことの区別をつける」ってやっぱり、人間として当たり前のことだけど、園長先生にも何回かお話ししたことがあるんですけど、将来の子どもって別に特別何かができるわけじゃなくて、本当に普通の子に育ってほしいなという思いがありました。いいこと悪いことってやっぱりそれにつながるのかなというふうに思って、この園に決めようかなというふうに思って、面接を受けさせてもらって、今こうやって働いています。
―『保育士という夢』を叶え天職に
保育士になりたいという夢が、小学校のころからの夢だったので、念願の保育士になれたじゃないですけど、そういうギャップとかあまりなくて、ただ子どもと一緒に過ごせるのがすごく楽しくてかわいいです。つらくて厳しいときもあるんですけど、やっぱり子どもと一緒にいるのが私はすごく楽しいので、想像と違うことはあまり感じたりはなかったです。
チェリー保育園以外に勤めたことがないですね。一応求人の時はぱらぱらとは見たんですけど、ここが一年目に入ってずっと続けています。


―『3歳児の製作』で心掛けていること
今3歳児の担任をしていて、私7年目にして幼児をやるのが初めてだったんですね。子どもに製作を提供するとか、いろんな初めてやる活動とかがやっぱり幼児になると多くて、そういう活動をするときに、どうやったらこっちが強制するんじゃなくて、子ども自身でそれをやってみたいというふうに思ったりとか、これ楽しそうだから先生の話聞いてみようとか、子どもがどういう言葉掛けをすることによって、自発的に興味を持ってくれるのかなというのを心掛けながらやってみています。どういうふうに言葉にして説明したら子どもがわかりやすく理解できるかなとか、結構言葉掛けという部分を大事にしています。
―保育の課題と感じていること
こちらがどうしても子どもに伝えたいことがあったときに、子どもと意見が衝突するじゃないですけど、やっぱり3歳児になるといろんな自我もしっかり芽生えて、自分の気持ちもあるし、でも私たちの気持ちも伝えたいこともあって、衝突したときに、どうやってお互いわかりあえて納得していけるかという部分ですね。それも一人一人によって違うので、この子はどうやったら納得してくれる、自分の思いもわかってくれるし、なおかつ子どもがそれを理解して、わかってくれて受け入れてくれる、でもやっぱり子どもの気持ちもちゃんと受け止めてあげたいしという部分で、葛藤する部分が子どもの中にも私の中にもありながら、そこが大変だなと思いながらやっています。


―保育士7年目としてまだまだ続けていきたい
まだそんなはっきり考えたことがないんですけど、今ほかにやりたいことも実はあるんですけど、結局最後は保育の仕事に戻っています。ずっとこの仕事はやり続けてはいきたいなという、漠然としたものしかないんです。日々子どものふとした言葉とかが、すごく楽しかったりとか面白いこともあったりとか。衝突することもありながらもやっぱり充実した日々を送らせてもらっています。やっぱりこの仕事はすごく好きなので、続けていきたいなと思っています。
―職員同士が助け合う働きやすい環境
本当のことを言いますと、1年目とか2年目、3年目のときは、正直年の近い先輩というのがいなくて、同期が一気に辞めちゃったりして、しんどいときもあったりはしたんです。今は結構主任の先生とか園長先生の方が、働きやすい環境を作ってくださったりするおかげで、私も今は働きやすいです。職員同士もわからないこととかもどんどん聞き合ったりとかできる部分があるので、私も幼児は初めてだったんですけど、いろんな先生に聞きながらも、優しく教えてくれたりとか、いろいろなことをアドバイスをしてくれます。何かあったときも園長先生の方から助言してくださったりとかもあって、私の中ではいい雰囲気で働きやすいのかなというふうに思っています。年齢の近い先生が多くなったというのもあります。
保育の仕事って本当に楽しいなというふうには感じているので、ちょっとでも保育の仕事に興味があるなら、見学だけでもいいし、来てもらって、今すごく保育士不足といわれているので、1人でも多く保育士の先生になってもらって未来の子どもを育ててもらえたらいいなって思います。
