子育てをしていると、よく耳にする言葉に「抱き癖がつく」というものがありますよね。
赤ちゃんをたくさん抱っこすると、抱っこしないと泣くようになって困るんじゃないか……そんな心配を抱いている方も多いと思います。
今日は、この「抱き癖」について、最新の研究や考え方を優しくお伝えします。
心配しなくて大丈夫ですよ、というのが今の主流の見方です。
「抱き癖がつく」って、昔から言われていたこと
昔は、赤ちゃんが泣いたときにすぐに抱っこすると「抱き癖がついて甘えん坊になる」と考えられていました。
泣かせて我慢を覚えさせる方がいい、というような話もあったそうです。
でも、今の研究ではこの考え方は古いものだとされています。
赤ちゃんが抱っこを求めるのは、言葉が話せない中で「寂しいよ」「安心してほしいよ」と伝える自然なサインなんですね。
今の研究でわかった意外な真実
最近の発達心理学や小児医学の研究では、生後間もない時期に十分な抱っこやスキンシップをすると、子どもの情緒が安定し、自己肯定感が高くなりやすいという結果が出ています。
抱っこされることで、赤ちゃんは「自分は大切にされている」と感じ、安心感を得ます。
これが心の土台になって、将来的にストレスへの対応力や人との関わり方にも良い影響があると言われています。
逆に、スキンシップが少ないと情緒が不安定になりやすい、という指摘もあります。
抱っこは「甘やかし」ではなく、子どもの成長に必要な大切なコミュニケーションなんです。
実際の例で見てみましょう
たとえば、生後数ヶ月の赤ちゃんが夜泣きで大変だったママのお話。最初は「抱き癖がつかないように」と我慢していたそうですが、泣いたらすぐに抱っこするように変えたところ、徐々に泣き止む時間が短くなり、昼間の機嫌も良くなったそうです。
もう一つの例として、早産で生まれた赤ちゃんの場合、病院で kangaroo care(カンガルーケア)と呼ばれる抱っこを積極的に行うと、呼吸や心拍が安定し、退院後の成長も順調だったというケースが報告されています。
こうした実践的な事例からも、抱っこが子どもの安心につながることがわかります。
逆張りの意見や注意点も
もちろん、すべての場面でずっと抱っこし続けるのは親の負担になります。
生活に支障が出るほどの場合は、抱っこ紐を使ったり、周りの家族に協力してもらったりするのもおすすめです。
「抱き癖がつくのを心配して控える」より、赤ちゃんのサインに応えながら、親子で無理のない範囲で抱っこを楽しむのが理想的。
研究でも、親の心に余裕がある方が、子どもにも良い影響が出やすいと言われています。
まとめ:安心して抱っこしてあげましょう
「抱き癖がつく」という心配は、今の研究では必要ないというのが意外な真実です。
むしろ、たくさんの抱っこが子どもの心を育て、親子の絆を深めてくれます。
赤ちゃんの頃はあっという間です。
泣いたとき、甘えたいときに、思いっきり抱きしめてあげてください。
それが、子どもが健やかに育つ大きな力になりますよ。
子育ては一人で抱え込まないで。
周りに相談しながら、ゆったりとした気持ちで進めていきましょう。
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